• About

    "WISH":は、女子アイススレッジホッケーのWomen's Ice Sledge Hockeyの頭文字からきています

    The WISH Projectの願い

    We are eager to establish Japan's first women's ice sledge hockey team.

    The WISH Project(ウィッシュ・プロジェクト)は、女性アイススレッジホッケーを意味するWomen's Ice Sledge Hockeyの頭文字である「WISH」に、いつか女子による、女子のための、アイススレッジホッケーのチームを設立したいという願い(=つまり"WISH")を込めて、名付けられました。


    私たちは、障がいの有無や年齡を越えて、まずは仲間づくりに取り組み、いつかチームを作りたいというWISHと共に、普及活動に取り組んでいます。

     

    ---アイススレッジホッケーとは?(Wikipediaページへのリンク

     

  • Ice Sledge Hockey

    海外では人気の高まっているスポーツです。The Sport of Ice Sledge Hockey, one of the most popular, rapid-growing sports.

    Who can play?

    誰がプレイできるの?

    スレッジホッケーは、年齢や性別を問わず、健常者と障害者の隔たりも関係なく、希望される全ての人が楽しめるスポーツです。

    プレーヤーの中には、欠損、麻痺、二分脊椎や脳性麻痺など、状態によっていろんな障がいを持つ方がプレイしていますが、健康者プレーヤーもいます。

     

    How can you play?

    どうやってプレイするの?

    スケート靴の代わりに、スレッジと呼ばれる金属製のそりに座り乗りして氷上を滑ります。ホッケースティックを両手に持ち、先端についたピックでアイス表面をかき、漕ぐ動作をして前に進みます。同時にスティックの反対の面でパックを操り、パス、シュートを行って点数を競うスポーツです。

    What equipment do you need?

    どんな道具が必要なの?

    基本のアイスホッケーに必要な防具に加え、

    • スレッジ
    • スティック 2本1組

    等が必要です。

  • LET'S GET ON THE ICE TOGETHER.

    障がいの有無や年齡、スポーツの経験は関係なく、

    一緒にリンクに乗って楽しむ仲間を探しています。

  • Background - What's going on in the world?

    日本の外の世界の女子スレッジホッケー界で起きていること

    仲間づくりの話 Women with Disabilities in Sports

    女性で障がいをもち、かつアスリートとして活躍する人たちへの注目が年々高まっていると言われているなか、アイススレッジホッケー(ISH)においても、北米やヨーロッパで女子代表チームが結成されています。

     

    「海外の仲間たちと、みんなで国際舞台のリンクの上で再会する」

     

    女子アイススレッジホッケーに関わる人たちの想いは、この言葉に集約されています。ホッケー先進国のアメリカやカナダでは、アジアやヨーロッパに比べて練習場所が多く、比較的普及が進んでいますが、それでも全体的な競技人口はまだ少なく、そのせいもあって女子アイススレッジホッケーのプレーヤーや関係者は、国境を越えて仲が良いという特徴を持っています。The WISH Projectも日本からミーティングに参加する等しながら、普及活動の難しさや成功例を共有し、「みんなで一緒にこのスポーツを育てる」という気持ちで活動を継続しています。  

    男子ホッケーとの違い Difference from Men's Hockey

    アイスホッケーといえば、激しくて男性的なイメージがあるかもしれません。しかし女子スポーツとしては、仲間同士のコミュニケーションに基づく戦略が大切なチームスポーツで、チームメイトとの連携とチームワークが重要視される傾向があります。

     

    そこで、数的には男子プレーヤーが多いこのスポーツにおいて、女子チームを作ることは、単に"男子チームの女性版を作る"ことを意味しません。女性は、"とにかく勝つ!"の姿勢ではモチベーションが上がらないと言われており、女性特有のメンタルへの配慮や雰囲気、仲間との信頼関係作りが先決だとされています。

     

    私たちが目指すのは、まず第一に"共に楽しむための仲間"であり、"この仲間だからこそ頑張りたい"といえる周辺環境の整理や空気作りです。そして海を越えた向こうには、そんな私たちの参加を心待ちにしている女子スレッジの仲間たちが待っています。

    世界のチーム Women's Teams in the World

    2017年現在、女子アイススレッジホッケー代表チームを有しているのは、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ(連合チーム)の3箇所であり、第4のチームとして、アジア地域(特に男子代表チームを有する日本や韓国、そして2022年冬季パラリンピック開催地の中国)での女子代表チーム設立が期待されています。

    パラリンピックへの道 Road to The Paralympic Games

     

    女子プレーヤーのみで構成される女子アイススレッジホッケーは、パラリンピックの正式種目としては、未だ認められていません。しかし、2014年11月に、国際パラリンピック委員会主催によって、世界で初めての女子アイススレッジホッケートーナメント公式大会がカナダで開催されました。歴史的第一歩と言えるこの大会は、アメリカ、カナダ、欧州の順の結果となり、今後、継続的にこういった大会を行う動きがあります。現在チームを有する上記3カ国は、韓国・平昌(ピョンチャン)で行われる2018年冬季パラリンピックにおいて、エキシビジョン種目として試合を行い、2022年北京大会での正式種目として追加されることを目標としています。そのためには、第4のチームの存在は不可欠で、理想的にはそれ以上の数の国家の参加が必要だと言われています。つまり、代表チーム数の増加は女子スレッジ界全体の課題であり、既にチームを有する北米・欧州以外であるアジア地域での活動が注目されています。

     

  • MISSION (ミッション)

    The WISH Projectの活動を通して、私たちが達成したいこと

    Mission Statements

    1. Improve Accessibility to Sports for Women with Impairments
      障がいを持つ女子や女性に、スポーツをより身近にするためのサポートを行い、アクティブな生活スタイルを共に取り入れていくこと。
    2. Grow Reverse Integration
      健常者が障がい者スポーツを楽しむことを、専門用語で"リバース・インテグレーション"(Reverse Integration)といいます。アイススレッジホッケーは車椅子を使うスポーツとは異なり、スレッジやスティックの操作は障がい者にとっても健常者にとっても初めての道具であり、つまり、下肢障がい者と健常者の違いはありません。このスポーツを通じて、リバースインテグレーションを進め、必要に応じたサポートを提供し、障がい者と健常者が共に楽しむ氷上の平等を目指します。
    3. Introduce High Performance Sports
      アイススレッジホッケーの魅力を知って頂いたうえで、賛同する仲間達と一緒に、女子障がい者アスリートを育成し、パラリンピックを目標とする、競技スポーツの導入に向けたサポートを行うこと。
    4. Create Fans and Supporters for Ice Sledge Hockey 
      アイススレッジホッケーに関する情報やニュースを提供し、体験会やイベントを通じて、ファンやサポーターを増やす活動を行うこと。
    5. Enrich Lives of Female Athletes with Physical Impairments through Ice Sledge Hockey
      アイススレッジホッケーを通じ、女性障がい者アスリートが活躍する場を創造し、仲間とともに豊かな人生を送るキッカケづくりをすること
  • History

    The Sport of Ice Sledge Hockey, one of the most popular, rapid-growing sports in winter Paralympic games.

    競技としてのアイススレッジホッケーの歴史

    History of Ice Sledge Hockey

    スウェーデン発祥。1994年リレハンメル大会にてパラリンピックの正式競技となりました。日本チームは、1998年長野大会でパラリンピック初出場し、2010年バンクーバー冬季パラリンピックでは、銀メダルを獲得しました。

     

    アイススレッジホッケーのルールは、国際アイスホッケー連盟ルールに準拠したものが採用されており、健常者がプレイするアイスホッケーのルールに則したルールが適用されています。

     

    氷上の格闘技と呼ばれる男子のスレッジホッケーに比べ、女子のスレッジホッケーは、巧みに練られた戦術とパスのつなぎを特徴とし、チームワークが重要視されるスポーツです。海外では他の競技のアスリートが、チームワークビルディングを養うために、アイススレッジホッケーをプレイすることもあります。

     

  • Event イベント情報

    女性向けスレッジスケート体験会

    ・日時:2017年3月20日(月)春分の日

    ・午前10時~午後1時
    (午前9時半集合; 午前9時受付開始) 

    ・会場:アクアリンクちば

    この女性向け体験会は、パックを使うアイスホッケースタイルではなく、スレッジに乗ってスケートを楽しむ、初心者でも参加しやすい内容となっています。

     

    参加申込みは、下のボタンをクリックしていただくか、Emailで、①参加される方のお名前、②ご住所、③生年月日、④連絡先電話番号、⑤障がい者がお有りの方は簡単な説明と障がい名をsledgejapanwomen@gmail.com (担当:木村)までお送りください。当日は午後2時から懇親会もございます。お気軽にご参加ください。

  • PROFILE

    The Wish Projectに関わるメンバーの紹介

    山本恵理

    Eri Yamamoto MacDonald

    アイススレッジホッケー元カナダ代表メンバー(2013-2015)

    The Wish Project 共同発起人, co-founder
    2013-2015: A member of the women's sledge hockey team of Canada

     

    カナダで大学院留学中に、カナダ人の友人を通じてアイススレッジホッケーと出会う。2012年、ファーストシーズン終了後、Paralympic Sports Association ルーキーオブザイヤーを獲得。2013年、女子カナダチームの代表メンバー入りを果たし、カナダ全土から集まる女子スレッジホッケープレーヤーと共に、トップスレッジホッケープレーヤーとしてのトレーニングを経験する。2014年、カナダ代表メンバーを選出するトライアウトを経て、代表メンバーとして2年目を迎える。世界初の女子スレッジホッケー世界選手権にはカナダ代表プレーヤーとして参加。

     

    カナダ代表のユニフォームを着てプレーする機会が増える度に、日本人としてのアイデンティティが強まることに気付く。同時に、カナダで経験したスレッジホッケーコミュニティを日本女子にも届けたいという思いが募り、The Wish Projectの創設に取り掛かる。日本初の女子スレッジホッケーチームの設立と、いつか日の丸のユニフォームを着たいという夢を胸に、2015年秋、日本に帰国。先天性の障がい(二分脊椎)を持つ車椅子ユーザー。

     

  • Profile (continued)

    木村恵子 

    Keiko Kimura Middleton

    The Wish Project共同発起人, co-founder

    アイススレッジホッケープレーヤーであった友人とアメリカで出会い、このスポーツを知る。リンクの独特の雰囲気、におい、音、そして何よりスピードと迫力に圧倒され、「こんなスポーツがあったなんて!」と感じると同時に、はじめて観戦した試合が偶然にも男女混合チームだったため、自然とその試合で活躍していた選手に注目するようになる。その後、山本恵理と出会い、最初に交わした会話は、アメリカの女子プレーヤーについての内容だった。留学中の日本人女性が北米でプレーしていることに感激を覚えると同時に、徐々に北米女子スレッジの世界と関わりを持ち始め、山本恵理と一緒に母国日本でチームを作りたいという夢を抱き、今に至る。好きなスレッジ選手はKelsey DiClaudio。大阪生まれの大阪育ち。2002年からアメリカに在住し、14年間の海外生活に一旦ピリオドを打ち、日本帰国。

  • Media

    メディア関係情報

    Women's Hockey Life

    June 7, 2015

    The Steadward Centre

    University of Alberta

    Buckets and Picks

    "A sldge hockey blog for players, supporters and those who have no idea what the sport even is."

  • USED EQUIPMENT PROJECT

    THANK YOU FOR YOUR GENEROUS DONATIONS!

    日本と北米を股にかけ、未来のプレーヤーのために、ホッケー道具を集めました!

  • Used Equipment Project- SUCCESS!!!

    Starting a team from scratch, our resources are extremely limited. The development of a women's team in Asia has significant importance not only for those in Asia but worldwide.  Therefore, we launched our project asking for donating any hockey equipment not in use for Japanese female sledge hockey players.  After running the program for a few months, the result was unbelievable.  The video on the left sums up all the items we received.  Thank you so much; we are so grateful for your generosity and thoughtfulness!

     

    ホッケー道具が入手し辛い日本でチームの立ち上げを行うのは、運営側と選手の両方にとって様々な困難が伴います。そこで、特に選手の負担を軽減することを目的とし、中古のホッケー道具をご寄付いただくよう北米を中心に呼びかけたところ、沢山の道具をお送り頂きました。ここに心から感謝申しあげますとともに、動画にてご寄付頂いた道具の内容を報告いたします。どうもありがとうございました!

  • Contact

    アイススレッジホッケーにご興味のある方は、こちらのフォームからご連絡ください。

    年齢・障がいの種類や有無を問わず、プレーヤーやサポーターを募集しています。

     

    なお、今後アイススレッジホッケーに関するイベントや関連情報を発信していきたいと考えておりますので、

    情報を受け取りたいとお考えの方がいらっしゃれば、是非お気軽にコンタクトいただけますと幸いです。

     

    未来の女子プレーヤーへの応援メッセージも随時募集しております!

  • LINK (SNSでも情報発信を行っていますので、そちらもよろしくお願いいたします!)

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